2024年1月にEVバイクの「Ninja e-1」「Z e-1」が発売
ninjaをベースに作られたスタイリッシュなEV車は2023年7月にプロトタイプを公開して、とうとう1月には発売が決定。
125ccとはいえ、400ccクラスの力強い走りとNinjaやZファミリーならではのフォルムなので、小型免許で乗れるならという人は多いのではないかと思います。
他社と「Ninja e-1」「Z e-1」の違いとしては、ツインのリチウムイオンバッテリーが並列で並んでいること。バッテリーが並列になることで効果的に充電ができるそう。ちなみに、バッテリーはバイクに付けたままの充電も、取り外してアクセサリーに繋いでの充電もできます。
ROADモードでは最大88km、ECOモードでは最大64km切替ができるので街乗りと高速道路などで使い分けができるのもポイント。オプションのe-boostでは名称の通り加速が可能で、最高時速は99kmにもなるとか。一時的に加速しないと行けないときにパワー不足を感じさせないオプションはありがたいですね。
メーターまわりは4.3インチのディスプレイがあり、スマホとの接続もできます。Bluetoothを使ってアプリと連携できるので、燃費チェックやメンテナンスのスケジュール管理、電話やメッセージが届いた際の表示も可能。
ほかにも、EVならではの機能といえる、押し歩きをサポートする前進・後退のアシスト機能が搭載されたのは女性ライダーにありがたいと思う。
大きいバイクの押し歩きは女性には大変な作業だと思いますが、3km未満でのアシストがあるだけで、かなり楽になりますよね。
発売時期だけ東京都民になりたくなる補助金
東京都にはEV補助金があり、総額58万円の補助金を受けられます。もし「Z e-1」の購入を検討している場合、普通に定価で購入したら101万2000円のところ、43万2000円で購入できるということ。ただ、気を付けたいのが車体以外に購入が必要なものがある点。充電器や車体取付充電アダプタは別売りになっているため、6万円ほどプラスになることをお忘れず。とはいえ、100万円以上のお買い物が50万円でお釣りがでるという助成金は頼らないともったいないですね。ここまで値段が下がるのであれば、試しに購入してみようかと思ってしまいます。
気を付けてほしい点
購入を迷う懸念点はフル充電で約50kmの走行可という点。
まだ充電できる場所が少ないので長距離ツーリングは難しいというところです。
ツーリング好きには少しためらうところですね。